東のHiker's Depot、西のSky High Mountain Worksと言われるくらい
今注目されている東西2つのアウトドアショップ。
その一つHiker's Depotに奥多摩帰りに寄ってきた。
今回は購入を考えているBDのベータミッドについての相談と、
近々発売予定のHiker's Depotオリジナルシュラフのサンプルを見てきた。
まず、BDのベータミッドについてだが、どうやら今年のロストアローのカタログには
掲載されてきたが、日本に入ってくる可能性は低いようだ。
さらに、シェルターを考えているならベータミッドはやめておいた方が良いということも
言われた。
やはりシェルターの醍醐味としてその軽さがあげられるが、ベータミッドは
重たいらしい。
これを買うなら同じBDのベータライトもしくはMSRのツインシスターズがいいのではないかと
薦められた。
価格面ではベータミッドが大きくリードしているが、結局重ければシェルターとしての
意味が半減してしまう気もする。
どっちにしても日本に入ってこないならば、ベータミッドは諦めざるをえないかな。
ここで再び気になりだしたのがMSRのEビィビィーだ。
普通お店だと圧縮した状態でしか見ることができないが、Hiker's Depotでは
生地へのストレスを考慮し、出した状態で並んでいた。
許可を得て実際に広げてみるとシュラフカバーとも違う形状でなかなか良さそうだった。
さらにオーナー曰く、別にビィビィーとして使わなくても軽量グランドシートとしても
使えるらしい。
うーん、悩むところだ。
でも、やっぱり最近「自立式のテントが使いやすいなぁ」と考えたりする。
とりあえず、明日NEMOのゴーゴーを山で試してみてから、
山での屋根をどうするか考えようと思う。
Hiker's Depotオリジナルシュラフだが、これもオーナーの土屋さんがサンプルを
使って身振り手振りでわかりやすく、なおかつ熱く説明していただいた。
今のところダウン量280gのシュラフと化繊のキルトの2タイプでいくそうだ。
今後他のモデルも作るのか尋ねたところ「その予定はない」らしい。
まぁ、この2つを組み合わせて使うことでかなり長いシーズン使えると思う。
ダウンシュラフの外にキルトを合わせることによってキルトがシュラフカバーの
代わりにもなるらしい。
湿気を化繊の綿に閉じ込めてしまうという土屋さんの説明は説得力があったが、
実際に使ってみないとわからない。
綿入りのシュラフカバー感覚で使えて重量430gはちょっといいかも。
夏の1,000m級ならこれだけで行けそうやし。
ちなみにこの2つのシュラフを重ねた時でもロフトを維持できるようなサイズ設定に
相当頭をかかえられたそうだ。
他にも背面の綿を上部に持っていけるようにしてあったり、細やかな工夫が随所に
見られ、完成度の高さを実感した。
ダウンシュラフのフィールドレポートは
こちらを参照されたし。
このシュラフ軽量化のため肩までしかないのだが、頭部まであるタイプが欲しい場合は
すでに
スカイハイが出しているオリジナルシュラフを薦めておられた。
東西でうまく棲み分けられているようだ。
さすがは友だち同士!
posted by terra at 17:06
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