NEMO ゴーゴーLEの使用レポ。

・デザイン
カッコイイ!しっかりテンションかけて張ったときの姿は美しい。
でも、カッコイイだけでは駄目。
・収納サイズ
付属のコンプレッション機能付きドライバッグに入れることによって本体が濡れた状態で
圧縮しても漏れずにかなり小さくなった。
また、支柱がエアチューブなのでポールが必要なくコンパクト。
・居住性
室内高が69cmしかないので、座ることもできない。スリーピングバッグを広げるにも一苦労。
寝るためだけと割りきるべき!?
床のないシェルターと違い、屋根と床が一体化しているので雨の中では安心できる。
ただし、ジッパーを最後まで閉めないと逆に中に水が溜まって大変なことになるので注意。
側面入り口のジッパーはほんまに噛みやすい!
・フロア面積
全長305cmは正直日本人である自分には必要のない長さだと感じた。
足元の方は高さが低いので荷物を置くと取るのも大変。
寝てる時も足先が屋根にあたる。
幅104cmは両サイドに荷物を置いておけるので丁度よい。
・重量
実測重量1.2kgを軽いと思うか重いと思うかは個人差があるだろうが、
他メーカーの自立式ソロテントが1.2kgを切っていると聞くと、
このフロア面積でこの重量は重く感じてしまう。
・価格
高い。そして、
OR Advanced Bivy(GORE-TEX使用)はもっと高い。
シェルターが日本でももっと広まれば価格も多少安くなるだろうが、
おそらく厳しいだろう…。
・エアビーム
1、2回しか使っていないがスムーズに空気が入り、使いやすかった。
ただ、パンクが心配。
・生地(OSMOファブリック)
内側はGORE-TEXの2レイヤーの裏地をそのままむき出しにしたような白い生地。
雨だったので結露ははっきりわからなかったが、たぶんしていた。
カタログによると耐水圧22,000mm以上、透湿性28,800g/m2/24hとなっている。
ちなみに3レイヤーのGORE-TEXだと耐水圧45000mm、透湿性13500g/m2/24hrsである。
比べると耐水圧はGORE-TEXに劣るが、透湿性では勝るようだ。
晴れの日に試してみたかった…。
・生地(その他)
フロア生地はかなり薄くて強度面で心配したが、案外強かった。
フライ内側のグレーの生地は水に弱い。
フライ部分の生地もOSMOに比べると弱いように思う。
・乾きやすさ
どうしようもなく悪い。
足元で風が抜ければ換気もできるが、まったく風が抜けないので、
入り口の口を開けておいてもなかなか乾かなかった。
少しでも風が通るようにしてもらいものである。

・その他
頭上にヘッドランプ(もしくはランタン)を吊るすためのフックがあったり、
小物を入れておくためのポケットが設けられていたり、細かい所での工夫はよく
なされていた。
できればハンドポンプなしで空気が入れば、なお良い。
本国では
こんなのもあるようだ。
posted by terra at 23:26
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tent & bivy
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