2013年02月24日

Snowshoe Hiking to Mt.Sapporo-dake

2013.02.23

9:20 登山口発


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寝坊したため、予定より1時間ほど遅いスタートとなった。

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これぞパウダースノー!パッフパフである。



10:15 林道横断箇所通過


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札幌市内から来たという60歳前後のご夫婦ハイカー。モンベルの色違いのジャッケットにお揃いのオスプレイコードという洋装。

10:50 冷水小屋着(休憩)


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コースタイムで2時間のところを1時間半で到着。なかなか良いペース。


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11:00 出発
小屋を発ってしばらくは急な斜面が続き、息が上がるが先ほどのご夫婦ハイカーは一定のリズムを刻みながら着実に歩みを進めて行く。そして、みるみる距離が離れていった。


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この二人の歩行速度は度肝抜いていた。


12:30 山頂直下にて強風のため敗退を決断する


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晴れてはいるが強風のため、地吹雪が物凄くトレースがみるみる消えてゆく。これでは帰りがわからなくなるということで無念の下山。冬山は安全第一である。ちなみにご夫婦ハイカーも一緒に下山となった。


13:00 昼飯休憩


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半凍りのバナナが美味い。昼飯としてこの他に握り飯2個とカップヌードル(シーフード味)を用意した。

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本日一番の失敗。−10℃以下の屋外で湯を沸かすものではない。ガスストーブの燃焼効率が悪いゆえ、待ってる間にどんどん身体の熱が奪われる。JETBOILならもう少し燃焼効率も良いだろうがそれなら山専ボトルをもう一本追加した方が良いのかも。後でも記すが冬場の指先はすぐに寒さの影響が出やすいので手袋についてももう一度考えねばならない。

13:30 出発

14:35 登山口着


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ここのところ無雪期の登山はUL(ウルトラライト)スタイルに傾向していたため、冬靴&スノーシューが重いのなんの。結局、両脚のふくらはぎと左太もも裏、そして右太もも表が攣る有り様。雨具のパンツを忘れたため、下半身がタイツとソフトシェルパンツのみという薄着だったのもまずかったのかもしれない。

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下山後ははやり温泉に限る。


《総括》
今回はあと一歩のところで山頂こそ踏めなかったが、実に充実した今シーズン初のスノーシューハイキングであった。

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今回のBEST GEARにはサーモス山専ボトルを選出したい。もちろん、どの道具も欠ければ登れてなかったが、冬山はいかに身体の体温を保ったまま歩けるかが重要になる。そういう意味ではこのサーモスで飲む熱々のお茶は格別だった。
posted by terra at 20:18 | Comment(0) | snowshoes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

スノーシューイベント2008(後編)

宿で一人寂しい夜を明かし、目が覚めると昨夜降り続いていた雪がやんでいた。
朝飯を食べ、パッキングを済ませ、宿のバスで再び会場へ向かう。

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宿からの眺め。

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会場に到着。

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開会式。
参加者約100人が10人ほどの班に分かれ歩くことに。
僕はなんと先頭の1班だった!
ガイドから「一班の皆さんには後ろを歩く90人のために道を作ってもらいます」と
言われ、ちょっと優越感を感じると同時に積雪量が心配になる。
参加者は老若男女いろいろだが、思っていたより若者の姿が目立つ(自分もそうだが…)。
特に1班は比較的体力のある人材を選んだらしく、若い人が多い。
どうしてもアークやゴーライトなどのジャケットを着ている人が気になり、そっちに目がいく。
なぜかスノーシューのレンタルコーナーに試してみたかったMSRがないので、
仕方なくタブスにしてみる。
タブスといえば、スノーシューの元祖とも言われているほどのメーカーで、
2年前くらいに好日山荘へ行ったとき、タブスの木製スノーシューが飾ってあった。
確か値段は7〜8万円だったと思う。とても手が出ない値段だが、かっこよかった!

歩き始めは圧雪された道がしばらく続く。
途中、加藤さんが来たので、簡単に自己紹介と大学の調査で国立公園について
調査していること、そして、この夏にJMTを歩こうと思っていることなどを伝える。
歩きながらではあったが、なんとか加藤さんと話すことができてよかった。
本当はもっと聞きたいことがあったが、忙しそうなのでやめておいた。
でも、このイベントに参加した目的の1つを叶える事ができた。
信越トレイルクラブのスタッフはみんなノースフェイスのジャケットを着ていた。
ノースフェイスがスポンサーになっているのだろう。

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途中からは物凄い雪!雪!雪!
先頭を交代しながらラッセルしていく。
各班にはそれぞれメーカーの方が付いて歩いていたので、
どこのスノーシューがいいか聞いてみた。
ちなみに、僕らの班はモンベルの担当の方だった。

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僕らの後ろには凄い列ができている!
八甲田山の雪中行軍もこんな感じだったのだろうか…。

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通称「鬼ブナ」と呼ばれるこの大木は樹齢400年らしい。すげー!
だいぶ上まで歩いてきたが、時間の関係でここで折り返すことに。
下りは違うルートを通って帰る。
上の方は例年積雪が6mほどだが、3年前は10m近い積雪があったようだ。

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白く見える所は夏は野菜畑。

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だんだん畑をみんな思い思いのスタイルで飛び降りる。
僕より年上の人たちがまるで子供に戻ったようにはしゃいでいた。

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無事に下山し閉会式。
後から知ったが、同じグループにこちらあちらの人気ブロガーもおられた。

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閉会式のときに人だかりができていたので、何事かと思えば、
モンベルの大型テントが雪の重みでブッ壊れていた!!
これで益々モンベルの製品が信用できなくなった…。

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やっぱり山歩きの後は温泉!とうことで昨日行った温泉に再び行く。
夜行バスの出発まで時間もあるので、もちろん駅から歩いて。
写真は温泉からの眺め。かなりビューティフル!

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そして、ちょっと早めの夕飯。
駅の案内所で美味しいお店を教えてもらった。
この辺りの名物「馬刺し」定食。
生まれて初めて馬刺しを食べたが、こんなに旨いものがこの世にあったとは…。
肉は癖もなく本間に絶品やった!!
これで確か900円くらいやったように思う。腹いっぱいで大満足!!
また是非来たいお店だ。名前は忘れてしまったけど…汗

終わってみればあっという間の一人旅だったが、
ふかふかの雪も味わえ、温泉にも入り、おいしいご飯を食べてかなり充実した
時間を過ごすことができた。また絶対行こう!!


posted by terra at 23:47 | Comment(0) | snowshoes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スノーシューイベント2008(前編)

昨日からやっと寒くなったが、果たして雪は積もってくれるのだろうか?
今シーズンは正月の白馬栂池以降まったく雪を触っていないので、
雪が積もればどこか行きたい!

雪といえば昨年長野県北部に位置するなべくら高原で開催された
スノーシューイベントに参加した時はすごい雪だった。
このイベントは結構規模の大きいものだったようで、
関東圏や関西圏などから100人くらいが参加していた。
僕もネットでこのイベントを見つけ、スノーシューのためし履きができるのと、
バックパッカーの加藤則芳さんと一緒に歩けるらしいので申し込んだ。
あと、噂に聞く信越トレイルがどんな所なのか見てみたかったのもある。
日程は1月26、27日の2日間で、メインとなるスノーシューハイクイベントは、
27日にあった。
僕は27日のイベントはもちろん、26日にある加藤さんの特別講演も聞きたかったので
25日京都発の夜行バスに乗り込んだ。
今回は現地一泊バス内2泊の強行日程だ…。

バスは長野駅までなのでそこからJRに乗り換え、
会場の最寄り駅である戸狩温泉に8時半ごろ着いた。

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夜明けの長野駅

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車窓から@

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車窓からA

会場へのシャトルバスは何本かあるし、あんまり早く着いても仕方ないので
駅の近くの温泉に入ってから行くことにした。
時間もあるし温泉まであるいて行くことにするが、結構遠かった。
30分くらい歩いただろうか…。

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温泉へ向かう途中で後ろを振り返ると雲と太陽が神秘的な光景を作り出していた。
温泉はかなりよかった。値段は確か400円だったと思う。
向かいがスキー場になっている。

加藤さんのお話は15時からだったので、お昼のシャトルバスで会場へ向かった。
お話の内容は主に加藤さんが2005年にアパラチアントレイルを歩かれた時のものだった。

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スライドを見ながらのゆるーい雰囲気で有意義な時間が過ぎていった。


お話が終わってから一旦頼んでおいた宿へ向かった。
宿で夕飯を食べ、スノーシューナイトハイクへ行く準備をして宿を出た。

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降り続く雪と「なべくら高原 山の家」

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パーティに分かれていざ出発!

夜の雪山ハイクもなかなか楽しかった。
一人だと不安だが、ガイドがついているので安心して月明かりに輝く雪の上を歩ける。

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途中雪玉で洒落たランタンを作り、ホットワインをいただく。
実ににくい演出で、すっかりこの雰囲気(とワイン)に酔ってしまった。
今度は是非友だちと来たいなぁ。

二日目に続く…。



posted by terra at 01:42 | Comment(2) | snowshoes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

2009年初登山

新年早々3日から地元の友達と白馬栂池へ滑りに行ってきた。
3日の日は富山から直接白馬へ行き、昼過ぎに先に着いていた友達と合流した。
そして、昼からは1年のブランクを取り戻すためゲレンデでスノーボードを楽しんだ。
雪は思ったほど多くはなかったが、滑るのには困らない量だった。

2日目は僕一人で白馬乗鞍岳までスノーシューハイクに行くことにした。
事前に行ったことのある人からある程度の状況は聞いていたので、
一人でも大丈夫だと思い、行ってみることにした。
当日は朝から地図を探しに観光局やお土産屋さんを回ったが、
あると思っていた地形図がどこにも置いてなく、
結局、ガイドをやっている宿のご主人に貸していただくことにした。

地図を手に入れるのに手こずり予定より出発が遅くなったが、
9:30に宿を出てゴンドラ乗り場で入山届けを出し、ゴンドラに乗り込み、10:00過ぎに歩き始めた。

今回はバックカントリースタイルで行こうかとも考えたのだが、
板を付けられるザックも持ってこなかった上に、今までゲレンデでしか滑ったことがなかったので、
とりあえず下見がてらスノーシューのみで行くことにした。
コースタイムはおおよそ登り3時間、帰り2時間と見積もって、天候が悪くなったり、
コースタイムより遅くなるようなら途中で引き返すことにした。

コースとしてはゴンドラの終着駅から林道をたどっていけば良いのだが、
それだと少し遠回りになるので、すでにトレースのついていた近道を選んだ。
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ブッシュの間をぬって滑った後が何本もある

歩き始めて1時間程で栂池ビジターセンターなどの建物が現れる。
ここから急な登りをしばらく登る。
急な箇所はスノーシューで直登すると雪が崩れてなかなか進めないので、
スノーシューの横爪を効かせながら斜めのトラバースを繰り返す。
天気が良いのでもう汗だくだ。

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左前方を見上げると白馬岳がきれいに見える

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ふり返るとすばらしい景色が広がっている

途中でしっかりしたトレースを見つけそれに沿って歩くことにする。
雪が締まっているので歩きやすい。
テレマーカー3人組とすれ違う。かなり、気持ちよさそうだ。
やっぱり、板を持ってきたほうがよかったかも…と今更後悔する。

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天狗原から乗鞍岳の斜面にはちょうど滑走中の人影が見える

天狗原に着いたのが12時15分頃で乗鞍の山頂まで行こうと思えば行けたのだが、
上まで行ってもまた帰りが大変なのと、
だいぶ雲がかかってきたので景色もあまり見えないだろうと思い、
天狗原で簡単な昼食をとって引き返すことにした。

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天狗原から北側の山々

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帰りでは行きに付け忘れていたフローテーションテイルを付けてみた

今回はゲレンデメインのつもりだったので、ちゃんとした雪山用の
服装や装備を持ってきてなかったので、結構キツかったが、
天気も良く気持ちのいい山歩きができた!
posted by terra at 01:02 | Comment(0) | snowshoes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月28日

MSR SNOWSHOES

昨年MSRのデナリEVOアッセントを買ったのだが、
今年はより浮力を上げるためフローテーションテイルを昨日ゲットした。
あと、持ち運び用にスノートートも買っちゃった。
来年はこれで雪山ハイキングがより楽しめそうだ!

早速フローテーションテイルをつけてみる。

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フローテーションテイル装着前と装着後の比較。
フローテーションテイルをつけることによって約15cm後方が長くなる。
深い雪の場合は断然これを着けた方が良さそうだ!
ただし、下りは滑りそうだが…。
まぁ、脱着は簡単にできるみたいなので臨機応変に使い分けようと思う。

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お気に入りの冬期用ブーツhanwagのCRACK SAFETY GTXに装着するとこんな感じ。
なかなか相性は良さそうだ。

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全て収納するとこんな感じになる(ブーツは別)。
フローテーションテイルをつけたままだと入らないので、外さないといけない。
ついでに、LEKIのストックもつけてみた。
スマートに収まる。

このMSRのデナリEVOアッセントを買うまでにはかなり下調べを重ねた。
昨年信越トレイルであったスノーシューイベントなどに行って
アトラスやタブス、TSLなどいろいろ履き比べてみて、中には「良いな」と思うものもあった。
でも、最終的にデナリEVOアッセントに決めた理由はデザインとブランドとMADE IN USAの3点だ。
この3点でも特に僕がこだっわているのは「MADE IN USA」という点である。
僕は自分がギアを選ぶ基準としてできるだけ中国製は買わないようにしている。
といっても、全てを中国製以外で揃えるなんてことは100%不可能で、
当然自分自身中国製のものもたくさん持っているが、
今回のスノーシューのように選択できる場合はできるだけ中国製以外のものを選ぶようにしている。
決して中国という国が嫌いとかではないが…。※スノートートは中国製
こういう選び方をしている人はあまりいないかもしれないが、
機能性や値段、デザインだけで決めてしまうのでなく、
こういった選び方があっても面白いのではないだろうか。





posted by terra at 02:02 | Comment(0) | snowshoes | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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