母が韓国旅行に行くというので、「売ってたら山の雑誌を買ってきて」と
頼んでおいたら、ほんまに買ってきてくれた!

これが韓国の山雑誌『山』。実にシンプルなネーミングだ。
昨年の『山と渓谷』12月号によると、現在韓国には山の雑誌が3誌ほど出ているらしい。
韓国では日本より登山が盛んだという噂を聞くが、
確かに僕も昨年北アルプスとエベレスト街道で韓国人に出会った。
北アルプスの山小屋なんかでは韓国人のマナーの悪さも問題になっているという話しも聞く。
なかなか日本の山小屋マナーは理解し難いかもしれないが、
日本の山に来たからにはしっかりとマナーを守ってもらいたいものである。
少し話がそれてしまったが、この雑誌から韓国登山界の現状を見てみようと思う。

まず表紙をめくると、いきなりSALEWAの広告がある。
SALEWAはイタリア(ドイツ?)のメーカーで、日本ではあまり知られていないが
今年の春から日本でも大々的に展開するようだ。
この雑誌でもこんなに前の方に大きく掲載されているということは
韓国でもこの春からの展開なのだろうか?

次に目に入ったのがノースフェイス。
日本ではほとんどゴールドウィンが企画しているので、
韓国ではどうしているのか見てみると、左下のほうに「ゴールドウィンコリア」と
書かれていた。なるほど、韓国でもゴールドウィンが企画しているのか。

日本ではめっきり見なくなったEiDERも韓国では売られているようだ。
日本でもまたどこかの代理店がやるのだろうか…?

これはK2。でもスキーのK2とはロゴが違うぞ!?どういうこっちゃ。

いつかは欲しいWESTERN MOUTAINEERING。こんな高級メーカーまで進出しているとは…。
おそるべき韓国登山界。日本で買うより安くなるのだろうか?

日本でもそこそこ知名度のある韓国登山メーカーといえば、
ザックのCERROTORREと靴のTrekSta。
でも、この他にもどうやらいろんな国産メーカーがあるようだ。

echorobaというメーカー。生地にはevent使ってます。

ご存知我らが誇る?日本メーカーモンベル。

「この景色どっかで見たことあるぞ」と思ったらジョンミューアトレイルやった。
韓国人も憧れのトレイルなのだろう。
実際昨年歩いたときも韓国系アメリカ人が歩いていたし。納得。

谷川岳も紹介されてます。いつか行ってみたいな〜。
だいたいこんな感じで他にもMHWやMAMMUT、MILLETなど日本でも知名度の高い
メーカーがずらっと並んでいたが、その一方で知らないメーカーも結構あった。
これだけ世界中のメーカーを扱っているのは日本だけかと思っていたが、
むしろ韓国の方が多いかもしれない。
逆に日本でやっていて韓国でやっていないものも、もちろんあるだろうが。
ハングル文字はまったく読めないが、写真だけでも十分楽しめる内容となっていた。
紙もめっちゃ上質の紙を使っていて、かなりの分厚さでお値段9,000ウォン也。
posted by terra at 01:30
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