2010年10月13日

モダン・ライフ

シアターキノで映画『モダン・ライフ』を観てきた。
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後継者問題、頑固おやじ、新規就農したが続かない…等
農村がかかえる悩みはフランスも日本も変わらないのだろうか。

「農業なんて継ぎたくなかった」となぜか嬉しそうに言う50代のおじさんが妙に印象的だった。
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2010年09月19日

悪人

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改めて映画のすごさを感じた。秀作です。
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2010年08月29日

THE COVE

先週札幌のミニシアター「シアターキノ」で映画ザ・コーブを観てきた。
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2010年03月05日

アバター

昨年からロングヒット上映中の『アバター』を今更ながら、先月22日に観に行ってきた。




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この映画は3Dシネマということでどんなものか楽しみにしていたが、
思ったほどの衝撃は受けなかった。
もっと飛び出るものかと期待したが、ちょっと期待はずれ。
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↑なかなかグロテスクな外見

有名キャストも出ておらず、ストーリーも典型的なSFアクションに最近流行の自然というテーマをくっつけたという感じ。
ただ森の描写には力を入れているだけあって、美しく迫力があった。
「我々は自然によって生かされている」、「自然を守ろう」というメッセージが
これでもかというほど伝わってくる作品である。


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ボーイズ・オン・ザ・ラン

ここ半年くらい月2ペースで劇場へ足を運んでいる。
UPするのが遅くなったが、先月も2本ほど気になる映画を観に行ってきた。

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『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
花沢健吾原作の漫画の実写映画化。主演は2003年の『アイデン&ティティ』以来7年ぶりの主演となったバンド銀杏BOYZのボーカル峯田和伸。ちなみに最近は『色即ぜねれいしょん』、『少年メリケンサック』にも出演している。
今回原作を読まずに映画を観たが、主人公田西のダメダメっぷりに励まされ笑わせてもらった。

最近映画界でこういったダメ男(草食男子?)系のジャンルが確立されてきたように思うのは自分だけだろうか。

この映画が気になる方はこちらもぜひ(笑)


今度はぜひ原作も読んでみようっと人気ブログランキングへ
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2010年01月13日

今月の気になる映画 2010.01

今月公開の映画から気になるものを4本

キャピタリズム〜マネーは踊る〜
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牛の鈴音
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おとうと
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アンダンテ〜稲の旋律〜
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さて、この中から何本観られるだろうか人気ブログランキングへ

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2009年12月19日

童貞放浪記

昨日「京都みなみ会館」で映画を観て来た。

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【解説】
東京大学出身で大学講師を務める三十路(みそじ)男の、童貞へのコンプレックスと
初めての恋を描くヒューマン・コメディー。
評論家・比較文学者である小谷野敦の自伝的小説を、劇団主宰者で三島由紀夫賞受賞作家の
前田司郎が脚色、『AKIBA』の小沼雄一が監督と、各界の異才が集結。
主人公の青年を『リアリズムの宿』の山本浩司、主人公に思いを寄せられる後輩を
『トウキョウ・守護天使』の神楽坂恵が演じる。
立派な肩書きと裏腹にさえない日々を送る主人公がコミカルで、
もてない男の遅れてきた青春がほほ笑ましい。

【あらすじ】
東京大学大学院を卒業後に某大学の専任講師になり、順風満帆の人生を送る金井淳(山本浩司)。
しかし、彼は30歳にして童貞ということに、秘かにコンプレックスを抱いていた。
そんなある日、大学院の後輩、萌(神楽坂恵)に再会。
初めて女性といいムードになった淳は、童貞を捨てる決意をするが……。
(以上Yahoo!映画「童貞放浪記」より引用)

こんな男にはなりたくないと硬く心に誓った(笑)

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2009年11月28日

MAN ON WIRE

今月2本目の映画『MAN ON WIRE』を滋賀会館に観に行ってきた。
この滋賀会館なんと今年度いっぱいで閉館となるらしい。
シネコンばかりの滋賀県の中で唯一のミニシアターとして頑張ってきていたので、
本当に残念だ。

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<あらすじ>
1974年8月7日、フランスのある大道芸人がニューヨークのワールド・トレード・センターの
ツインタワーを命綱なしで綱渡りしようとしていた。
その男フィリップ・プティは世界中の有名な建物を制覇してきた、
綱渡りでの逮捕歴500回以上になる伝説の人物。
今回の挑戦は仲間たちと6年かけて入念な準備をしてきており、
ついに念願の夢に挑むときがくる。

この映画を観てスラックラインをしたくなった人気ブログランキングへ
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2009年11月15日

映画『沈まぬ太陽』

話題の映画『沈まぬ太陽』を観てきた(公式サイトはこちら)。

この映画は1985年に起きた日本航空123便の墜落事故を題材にした
山崎豊子の小説を映画化したものである。
この事故が起きたとき、僕はまだこの世に存在していなかったので、
どこまで実際の話を忠実に描いているのかわからないが、
日本航空社員の渡辺謙演じる恩地を通して日本航空内部の荒んだ社内環境、
政治とカネの問題など生々しいくらいリアルに描かれていた。
荒んだ環境の中で散々左遷に遭いながらも大きい力に巻かれることなく、
最後まで自分の信念を貫き通した恩地はまさに企業戦士という言葉がぴったりくる。
その一方で家族との距離など難しい問題もあり、
自分の場合「来年から就職してどうなるんやろ」とか考えながら観ていた。
まぁ、海外に飛ばされることはまずないだろうが…。

この映画を観て改めて1985年の事故は単なる飛行機の故障や操縦士のミスが
原因ではなく、大企業なるゆえの腐りきった企業体質にあるという作者の
強いメッセージが伝わってきた作品だった。
勝手な意見だが2005年に107名(108名?)の死者を出したJR福知山線脱線事故も
これに近い状態であったのではないかと思う。

3時間20分という上映時間に加えて内容も重たかったが、話がテンポ良く進んで
いくのでそんなに長く感じないし、見ごたえのある映画だった。


それにしてもここ数年三浦友和は『松ヶ根乱射事件』や『天然コケッコー』などで
恨まれ役(もしくはどうしようもない役)しかしてないように感じるのは自分だけだろうか?
今回も相当悪い役をしていたし。


映画の内容とは関係ないが、なんと前の席に高校山岳部時代の顧問の先生がいて、
約4年半ぶりの再会を果たした!人気ブログランキングへ
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2009年10月28日

プレゼント

7月に観に行った映画『剣岳 点の記』。
その半券を専用用紙に3枚張って送ると室堂のホテル宿泊券やポスターなどが当たる
キャンペーンがあった。
で、「どうせ当たらんやろう」と思いつつ、
自分と両親の半券を張って応募しておいたら、ポスターが当たった。
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中を開けると当選を伝える紙が入っていた。
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映画館に張られていた100cm×75cmの巨大ポスターに監督の直筆サインが書いてある。
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ポスターは一応当選者100名となっていたが、
果たしてどれくらいの応募があったのだろうか。
でも、忘れた頃に思わぬ物が届くというのはなんとも嬉しい!
さて、どこに張ろうかな?

11月14日からこんなのも公開されるようです。人気ブログランキングへ
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2009年10月24日

色即ぜねれいしょん

昨日は大津駅から徒歩7分ほどのところにある滋賀会館シネマホール
映画を観てきた。
この映画館は京都シネマ京都みなみ会館で上映した映画を遅れて上映するので、
京都で見逃した時にたまに利用する。

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19時ごろ大津駅正面の坂を琵琶湖方面へ下る

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一つ目の大きな交差点を渡ると、いわずと知れた登山用品の老店「岩と雪」がある。
開いていればちょっと寄って行こうと思ったが、すでに閉まっていた…。
残念。

駅からこの交差点を右に曲がって100mほど歩くと滋賀県庁の向かいに
おんぼろレトロなビルが建っている。そう、ここが滋賀会館だ。

19:20上映開始
今日は1000円デーということで観客もいつもより多い。それでも12,3人だが…。

21:15上映終了(本編114分)

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<感想>
この映画はみうらじゅんの自伝的著書『色即ぜねれいしょん』を
彼の親友であり、元エロ漫画家であり、俳優であり、
NHKの伝説的番組「プロジェクトX」のナレーションやその他いろいろ
やっている田口トモロヲが撮ったものである。

この映画では思春期の文系男子の内心を巧みに描いており、
高校生の頃文系アウトドアマンだった僕も自分を主人公に重ね合わせて
高校時代に戻った気持ちで観ていた。
また、この映画はユースホステル誕生100周年記念作品となっており、
ユースの魅力が存分に出ていたと思う。
僕も先月の北海道旅行では最後にユースを利用したが、今は映画の頃(1974年)の
ように、みんなで歌を歌い、出会いや別れを共にするという感じではなく、
ただの安宿的な位置になっている気がする。
ただ礼文島の桃岩荘は別だが。やっぱり泊まっとけばよかったかな。
あぁ、青春の日々よ…。

まぁ、とにかくキャストも主役の渡辺くん(黒猫チェルシー)をはじめ、
くるりの岸田さんや銀杏BOYZの峯田さん、リリーフランキーなど
トモロヲさんらしいグットな人選だった。
あと個人的に注目している山本浩司も出演していたのでよかった。

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ちなみに我が町もロケに使われてました(火葬場だけですが…)人気ブログランキングへ
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2009年10月03日

カムイ外伝

昨日の晩、近所(といっても車で25分)の映画館で『カムイ外伝』を観てきた。

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おそらく冒頭部分だと思われるが、この映画のロケが我が滋賀県でもあり、
その時にエキストラの募集が広報に載っていた。
結局自分は日程が合わず、惜しくも出演とはならなかったが、
公開されれば観に行こうと思っていた。

僕はこの映画の原作となった漫画は読まずに観に行ったのだが、
やはり原作を知っていればもっと楽しめたかなと思う。
ここ数年、漫画の実写映画化が続いている。もちろん映画化すれば
それだけ注目され、原作の売れ行きも向上するだろうが、
僕的には漫画は漫画のまま置いておいて欲しい場合もあるので、
そこらへんを意識して今度読んでみようと思う。

今回崔洋一監督と共に脚本を担当した宮藤官九郎にも注目していたが、
やはりあらかじめストーリーの構成が決まっている映画では
なかなかクドカンらしさが出せないように感じた。
あと、原作を再現してか結構むごいシーンも多いのでそっちが苦手な人は
やめておいた方がいいかも…。
ただ、山や海の自然の映像はきれいやし、昔の人々の生活様式などは参考になった。

こちらでも感想載ってます人気ブログランキングへ






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2009年08月23日

HOME

フランスから来ている留学生の友達に教えてもらった映画『HOME』

(以下、関連サイトから抜粋)
日本からの提案を受け国連が「世界環境デー」(環境の日)に定めた6月5日、環境問題をテーマにした新作ドキュメンタリー映画『HOME 空から見た地球』が88ヵ国で同時公開される。プロデューサーはリュック・ベッソン(『レオン』『フィフス・エレメント』監督)、監督は航空写真家として世界的に知られるヤン・アルテュス=ベルトラン。
非営利のプロジェクトのため、各種の媒体でほぼ無料で視聴できる。日本ではWOWOWがハイビジョン番組で18:00〜19:40にノンスクランブル放送するほか、アスミック・エースからDVDも発売される(収益はNPO『GoodPlanet』に寄付されるという)。またオンラインでも、YouTubeの公式チャンネルで日本時間6月5日午前0時から英語版などが配信される。
各国でも映画館での無料上映や討論会などのイベントが予定されており、これほど多くの国で各種メディアを通じて一斉公開するのは映画史上初の試みだという。予告編の動画を観る限り、非常にクオリティーの高い空撮映像が期待できそうだ。美しい地球の姿を鑑賞しながら、環境について考えるよい機会だと思う。

英語版ですが視聴できます。
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2009年07月01日

ディア・ドクター

毎月1日は映画の日。

ということで、京都シネマで『ディア・ドクター』を観てきた。

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この映画は前作『ゆれる』で数々の映画賞を受賞し注目を浴びた西川美和監督待望の
長編3作目である。
僕は『ゆれる』で西川監督が描く人間模様、そして自然の美しさに魅せられ、
すっかり西川映画の虜になってしまった。
今作も山あいの小さな村を舞台に、「人間の可笑しさ、愚かさ、哀しさ、
愛しさに深く寄り添い、見終わった後何とも温かな気持ちが残る極上の人間ドラマ」
(あらすじより)となっている。

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今作では映画初主演の笑福亭鶴瓶をはじめ、瑛太、余貴美子、そして香川照之など
蒼々たるキャストが集い、素晴らしい演技を見せていた。
しかし、何よりも34歳にしてこの考えつくされた原作・脚本・監督の全てを
手がけた西川監督は凄い!
気になる方はHPをチェック。

早くも次回作が楽しみだ!人気ブログランキングへ
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2009年06月30日

映画『剣岳 点の記』

前売り券はすでに購入していたのに、公開してからいろいろと忙しく
なかなか観に行く時間をとれなかった『剣岳 点の記』をやっと観に行ってきた。

もうすでに観たという方も多いと思うが、まだ観ていない方もおられるので、
ネタバレになるようなことを書くのは控えようと思う。

ただ少しだけ感想を書くと、やはり山はきれいだった。
あと、明治時代の登山道具などの勉強にもなった。
そして、歩苛の人々の強靭さはただただ凄いと思った。
テレビ番組や広告などでキャストの浅野忠信や香川照之が
「撮影のため毎日毎日多いときは9時間以上歩いた」と言っていたが、それにも納得した。

思い返すと僕が高校の山岳部に入って1年目の夏合宿で登ったのが
立山と剣岳だった。
その当時は剣岳がどういう山なのかもはっきりわかっていないまま、
勢いだけで登ったが、それも今となっては良き思い出である。
さらに大学へ進学してからも一度文部科学省の登山研修で6月の剣岳に
登った。
この時はあくまで残雪期の雪上歩行訓練がメインだったので、
頂上までは行かなかったが、6月の剣岳は夏とはまた違った姿をしていた。
ちなみに点の記のロケでも講師の方々がガイドそして、スタントマンとして
活躍されたそうである。
撮影中の詳しい写真&裏話は富山駅前の登山用品店「チロル」のHPを参照されたし。

おそらく今年の剣岳は登山者や観光客でごった返すだろうが、
くれぐれも事故だけには気をつけていただきたい。

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2009年05月29日

剣岳 点の記

撮影当初から公開を待ちわびていた映画「剣岳 点の記」。

主演の浅野忠信を筆頭にかなりの豪華キャストが名を連ねている今年一番の話題作!?
現在発売中の前売り券を買うと、もれなく「豪華24ページブックレット」がついてくる。
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原作はこちらのブログをチェック。
「山と渓谷」最新号も剣岳特集。いつも以上に売れてるようだ。

6月20日の公開が待ち遠しい!人気ブログランキングへ

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2009年04月14日

いのちの作法

今月11日から京都シネマにて上映されている『いのちの作法』という映画を
観にいってきた。
観客は予想より多く、25人ほどだっただろうか。

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この映画ではサブタイトルにもなっている「沢内『生命行政』を継ぐ者たち」
の姿が描かれている。
舞台となった旧沢内村は岩手県と秋田県の県境に位置する過疎の町である。
地方の田舎を歩いてまわっている自分としては見逃せない映画であった。

内容はチラシの裏にうまくまとめられているので、これをそのまま引用する。

昭和30年代に。日本初の老人医療費無料化や乳児死亡率ゼロを達成したことで
名高い岩手県旧沢内村(現西和賀町)。豪雪・貧困・多病多死という三重苦に
苦しんでいた村は、「住民の生命を守るために、私の命をかけよう!」と
宣言した当時の深沢村長に、村民が呼応して人間の生命を守る地域づくりに
取り組んだ結果、日本一の保健の村になりました。そして、命を大切にする
という「生命尊重の理念」は、今も西和賀町民の心に深く刻まれています。
本作品は、"老人"や"障がい者"、そして、"虐待を受けた子どもたち"の生命に
向き合う人々の姿が記録されています。
小さな地域で人間の尊厳を大切にしながら生きる人々の姿は、限りない
"優しさ"を教えてくれます。"生きる勇気"を、私たちに与えてくれます。
(『いのちの作法』のチラシより引用)

このドキュメンタリー映画は2006年8月から約8ヶ月に及ぶ撮影を行い、
昨年2008年から関東圏で上映が始まった。
作品中では、これから生きてゆく子どもたちの"命"と死に向かっていく老人の
"命"という2つの命が丁寧に描かれていた。
ここに描かれている現状はここだけのものではなく、日本の各地域に同じ
ような現状がある。
この映画を観て、実際に西和賀町に行ってみたくなったと同時に、
自分の住む町のことも考えさせられた。

この映画はぜひ観てもらいたい一本である。人気ブログランキングへ




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2009年02月03日

チェ 39歳別れの手紙

毎月1日は映画の日。
なので、31日公開の「チェ 39歳別れの手紙」を早速観てきた。

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前回の「チェ28歳の革命」ではカストロと共にキューバ革命を成功に導いたゲバラの姿が
描かれていたが、後編にあたる今作ではキューバ革命のその後のゲバラに迫る。
キューバ革命の成功によって、南米果ては世界に革命の精神を宿したゲバラ。
そんな彼がキューバの次に目指したのは、腐敗した政府下にあったボリビアだった。
しかし、結局彼はこの地で革命に失敗し、処刑されてしまう。
キューバとボリビアの違いは何だったのだろうか?
その違いはいくつか考えられるが、もっとも大きかったのは現地の農民を
見方に付けられなかったことだろう。
失敗の決定的な原因になったのも農民が政府軍に脅され、ゲバラたちゲリラ部隊を
裏切ったことによる。
詳しいことはよくわからないが、ボリビア政府や米国などの資本主義諸国にとっては
ゲバラの存在は大きな脅威だったのだろう。
だが、このボリビアでの革命は失敗に終わったが、ゲバラは確かな革命精神の種を
この地に蒔いていたようだ。
その種が芽生え、現在ボリビアは当時では考えられなかった農民出身のモラレス大統領が
政権を獲得した。

ちょっと難しい話になったが、こういう時代だからこそ、
今の世の中に対してこままで良いのか気づかせてくれるこの映画を観るべきだと思う。
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2009年01月13日

イントゥ・ザ・ワイルド

昨年僕が見た映画からおすすめの映画を一本。
日本では昨年9月に東京などで公開され多くのメディアでも取り上げられた。
僕はこの映画の日本公開が決まる前にたまたま読んだ映画雑誌でこの映画を知り、
公開されるのをずっと首をながくして待っていた。
それがちょうどアメリカから帰ってきた9月に公開されたので東京で観て帰った。

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すでに見た人も多いかもしれないが、この映画の最後はとても悲しい。
ストーリーはアメリカのある青年の約2年間の旅の記録である。
これがフィクションであれば、単なる青年ロードムービーで終わっていたかもしれないが、
これはノン・フィクションである。
主人公である彼の行動は、僕にとってとてもショッキングであると同時に共感できる部分も多かった。
映画を観終わった直後は切なさとやるせなさと悔しさが入り混じって胸が熱くなったのを覚えている。
この映画を観て、人間がいかに自然に対して無力であるか、そして、自然とはなんと偉大なものなのか改めて痛感した。

映画を観てから、この映画の基になった小説も読んだが、彼の「荒野へ」向かう思いは誰よりも強かったようだ。
小説では映画監督のショーンペンが映画で省いた部分も記されていて、映画とはまた違った印象を受けた。

posted by terra at 00:47 | Comment(0) | movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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