ここをスタートしカラパタールorゴーキョピークを目指すルートが一般的だ。

今回僕が購入したエベレス街道の地図。値段は確か350Rsほどだった。

僕たちが歩いたコース。

左からゴーキョピーク、チョラパス、カラパタール
僕たちは最初カラパタールのみの予定だったが、結局ゴーキョヘも行くことになった。
初めてエベレスト街道を歩く人で、日程的にどちらかしかいけない場合は
僕はカラパールをお薦めする。
その理由として
@ゴーキョよりもカラパールまでのルートの方が変化に富んでいる。
Aロッジの数が多いのでゆっくり高度順化しながら歩ける。
Bカラパタールからだとエベレストが近くに見える。
C途中で見えるアマ・ダブラム山が美しい。
などなど
カラパタールとゴーキョピークを一度に行ってしまいたい人は、
時間があればどちらかの目的地に着いてから、
一旦ナムチェまで引き返してもう一方を目指すのが無難だ。
しかし、時間のない人や体力に自信のある人はいちいち戻らなくても行けるルートがある。
それがチョラパス越えルートである。
このルートはガイドブックなどには地理を良く理解したガイドを連れていくように
書かれているが、事前にチョラパス周辺の状況をよく調べておけば、
ガイドなしでも問題はない思う。
実際に僕たちもガイドなしでチョラパスを越えたが、
氷河の上にもしっかりとトレースがついているので迷うことはなかった。
また、意外と多くのハイカーやシェルパが歩いているので、
心配ならその人たちの後ろを着いて行くのがいいだろう。
ゴーキョのいい点は
@360°ヒマラヤの山々を見渡すことができる。
Aカラパタール付近よりもロッジがきれい。
Bハイカーが少ないので静か。
Cゴーキョの湖が美しい。
最寄のロッジからのアプローチはカラパタールの場合、ゴラクシェプから約2時間。
ゴーキョピークへはゴーキョから約3時間ほどかかる。
いずれも標高5000mオーバーなのでかなりしんどいが、僕的にはゴーキョピークの方がしんどく感じた。
また、カトマンドゥからジリという町までバスで9時間かけて行き、
そこからさらに6日間歩いてルクラへ向かうルートもある。
これは体力と時間があって交通費を安く済ませたい人にはいいかもしれない。
実際、僕がインドで出会った山田君もこのルートでエベレスト街道を歩いていた。
このほかにもエベレスト街道にはまだまだいろんなルートバリエーションが存在する。
また、いつか再び訪れたい名トレイルだ!