「大津の堅田で豆腐屋をやっている若者がいる」という情報を得たので、
一昨日車を走らせ堅田まで行ってきた。
琵琶湖大橋(片道150円)を渡り、JR小野駅の手前を左に曲がってしばらく進むと、
住宅街の一角に目当ての「西駒とうふ店」はあった。
さっそく向かいの滋賀銀行の駐車場に車を止め、お店の中に入る。
入ってみると、なんとご主人がピアノを弾いておられた。
豆腐とピアノとは…なかなか新しい組み合わせだな。
お店には午後3時頃にもかかわらず一通り商品が並んでいた。
覚えているものをあげると、
豆腐200円
おぼろ豆腐190円
ざる豆腐(大・中・小)?円
厚揚げ70円
がんもどき90円
湯葉?円
などなど、意外と(いっては失礼かもしれないが)種類は多かった。
ご主人は30歳過ぎくらいの年齢の方で、このお店は今年で3年目だそうだ。
もともとはサラリーマンだったらしいが、自分でものづくりをしようと思い、
豆腐屋を開かれ、毎朝4時から一人で作られているそうだ。
今はほとんど店舗販売でのみ豆腐を売られているそうだが、
それでも自分一人が食べていくだけの稼ぎはあるらしい。
ここの豆腐は最近流行の濃い豆腐ではなく、毎日食べても飽きないような
適度な濃さを心がけておられるそうだ。
こちらの豆腐の特徴は木綿と絹に分かれていない豆腐だということだ。
作り方としては木綿豆腐の作り方によく似ているらしいが、
実際に家で食べてみると絹のように口当たりは柔らかいし、
豆本来の味もちゃんとした。
その豆は100%滋賀県産大豆を使われているそうで、まさに地産地消を実践されている。
御主人はおとなしい方だったので、こっちからあれこれ聞かないと
あまり話してくれなかったが、いろいろ話を聞くことができ勉強になった。
帰りに豆腐とおぼろ豆腐と厚揚げ4つを買って帰った。
また、車で比良山に行くことがあれば帰りに買って帰ろう!
頑張れ若主人!
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