9:20 登山口発

寝坊したため、予定より1時間ほど遅いスタートとなった。

これぞパウダースノー!パッフパフである。
10:15 林道横断箇所通過

札幌市内から来たという60歳前後のご夫婦ハイカー。モンベルの色違いのジャッケットにお揃いのオスプレイコードという洋装。
10:50 冷水小屋着(休憩)

コースタイムで2時間のところを1時間半で到着。なかなか良いペース。

11:00 出発
小屋を発ってしばらくは急な斜面が続き、息が上がるが先ほどのご夫婦ハイカーは一定のリズムを刻みながら着実に歩みを進めて行く。そして、みるみる距離が離れていった。

この二人の歩行速度は度肝抜いていた。
12:30 山頂直下にて強風のため敗退を決断する

晴れてはいるが強風のため、地吹雪が物凄くトレースがみるみる消えてゆく。これでは帰りがわからなくなるということで無念の下山。冬山は安全第一である。ちなみにご夫婦ハイカーも一緒に下山となった。
13:00 昼飯休憩

半凍りのバナナが美味い。昼飯としてこの他に握り飯2個とカップヌードル(シーフード味)を用意した。

本日一番の失敗。−10℃以下の屋外で湯を沸かすものではない。ガスストーブの燃焼効率が悪いゆえ、待ってる間にどんどん身体の熱が奪われる。JETBOILならもう少し燃焼効率も良いだろうがそれなら山専ボトルをもう一本追加した方が良いのかも。後でも記すが冬場の指先はすぐに寒さの影響が出やすいので手袋についてももう一度考えねばならない。
13:30 出発
14:35 登山口着

ここのところ無雪期の登山はUL(ウルトラライト)スタイルに傾向していたため、冬靴&スノーシューが重いのなんの。結局、両脚のふくらはぎと左太もも裏、そして右太もも表が攣る有り様。雨具のパンツを忘れたため、下半身がタイツとソフトシェルパンツのみという薄着だったのもまずかったのかもしれない。

下山後ははやり温泉に限る。
《総括》
今回はあと一歩のところで山頂こそ踏めなかったが、実に充実した今シーズン初のスノーシューハイキングであった。

今回のBEST GEARにはサーモス山専ボトルを選出したい。もちろん、どの道具も欠ければ登れてなかったが、冬山はいかに身体の体温を保ったまま歩けるかが重要になる。そういう意味ではこのサーモスで飲む熱々のお茶は格別だった。