先日購入した『Hutte』3号(山と渓谷社)。そのなかに「みんなの3点セット」という企画が掲載されていた。
今回はそれに刺激され自分の3点セットをいくつか考えてみた。

これは2008年の夏に米国のJMTをおよそ1ヵ月かけて歩いたときの3点セット
(JMTとは?米国西海岸のヨセミテ〜Mt.ホイットニーまでの340kmのトレイル)
JMTはこの時期乾期だったため、持っていった雨具は一度も使わなかった。
そんな中役立ったのが当時バイトしていた京都の登山用具店で購入したcloudveilのウインドシャツだった。
多少の通り雨であればこのウインドシャツの撥水のみで対応できたし、風よけ、朝晩の防寒着としても十分なパフォーマンスであった。
現在は代理店であったアシックスが撤退し、国内で手に入れることは難しくなったcloudveil であるが、
僕の好きなブランドの一つであることにかわりはない。
バックパックはニュージーランドの硬派なブランド、「マックパック」のグリセードというモデル。
これも当時のバイト先で手にいれた70Lオーバーの大容量モデルで、素材にはアズテックという
綿に特殊な加工を施した頑丈なバックパック。
これにテントやシュラフ、着替え、そして半月分ずつの食糧など25kg前後の荷物を背負って歩いた。
70Lで3kg近い重量があり今流行のウルトラライト(UL)とは間逆であるが、丈夫さ、安定性ではこちらに軍配が上がる。
背負い心地、アズテックの独特な記事の風合いもポイントは高い。
シューズは重登山と最後まで悩んだ末に選んだmontrailのナムチェというモデル。
芦屋川のお店でユーズドだったものを5,000円で手に入れた。
区分としてはトレイルランニングシューズなるが、足首までしっかりガードできるミドルカットモデルだ。
防水機能はないがその分通気性は良く、川などに浸かってもしばらく歩いていたらいつの間にか乾いていた。
赤とグレーの切り返しの見た目もお気に入り。ただ現在は現役を退いている。
posted by terra at 01:04
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