いろいろあったが、年の瀬12月29日に約3ヶ月ぶりのハイキングへ行ってきた。
場所は鈴鹿御在所。
本当は兵庫の氷ノ山へ行きたかったのだが、寒波の影響とアクセスを考慮し今回は近場の御在所を選んだ。
同行者は夏の北アルプス山行以来久しぶりの再会となったHさん。
9時にJA柘植駅で待ち合わせ、Hさんのフィットで登山口の湯の山温泉郷を目指す。
できれば滋賀県側の土山から入山したかったのだが、数年前の大雨による土砂崩れで車道が通行止めとなっている。
10時過ぎに登山口に到着し用意を済ませ10時半に出発。車は路肩に止めた。他にも数台止めてあった。
車止めのゲートを越え、今回は裏道ルートをたどる
御在所岳は高校の山岳部時代に何度か登ったことがあるが、三重県側から登ったことはなかった。
やはり滋賀県側から見る穏やかな山容と違って三重県側から見る御在所には荒々しさがある。
伊勢湾から吹き付ける風によって長年浸食された結果であろう。
裏道ルートは基本的に谷筋を通っていく
鉄橋を渡る
徐々に雪が増えてきた
小雪のぱらつく中、久々の山行に一歩一歩山を歩けるありがたみを感じながら歩を進めると、山小屋が見えてきた。
藤内小屋。今日は閉まっていたが土日は冬季もやってるみたい。
モンベルの寄付金で建てられた「モンベルハウス」
ここで吊るん干し(干し柿)を食べて一休み
ここから谷沿いに山頂を目指す裏道ルートと国見岳を経由して山頂を目指すコーストに分かれる。
僕らは尾根道の国見岳をチョイスするが、木々が生い茂る急登を詰めていくコースに結構手こずる。
やっとの思いで急登を登り終える山頂付近の荒々しい光景が目の前に現れる
こんな形の岩も
樹氷になりかけている
12:00国見岳に到着
鈴鹿の山並み
伊勢方面の眺望
まだ新しい鹿の足跡があった
スキー場でソリ滑りを楽しむ子供たち
13時過ぎに9合目のスキー場に着いたが、思った以上に時間がかかった上にかなり風が強いため、とりあえずレストランに避難。
薬草天ぷらそば(750円)。なぜか2009年にラモスがギャルを連れて登りに来たようでその写真が店内に飾ってあった
一応湯沸かしセットはHさんが持ってきてくれていたのでお湯を沸かしてカップラーメンを食べる予定だったが、
誘惑に負けてそばを食べた。
こうなるともう山頂へ行く気も起らず、山頂を目の前にしてとっとと退散することに。
ロープウェーも魅力的だったが、帰りも徒歩で下山した。
今回はカッパと防寒着類をほぼ全て北海道の住まいに置いてきたため、装備は有り合わせのもので何とかまかなった。
今回の急な誘いにも快く参加してくれたHさんに感謝!